厚木で足が冷えて、手も冷えて、お腹も冷えて、からだの調子が悪い方は必見！「みこころ鍼灸マッサージ院」へ | 鍼灸を厚木で行うみこころ鍼灸マッサージ院は土日・祝日も営業しております

人の体はリンパ液を全身に流すためのリンパ管が張り巡らされています。不要になった老廃物や水分を血液から回収し、細菌や異物からからだを守る働きをしています。体が冷えるとリンパ管が収縮し、リンパ液の流れが滞ります。老廃物や水分が体の中に溜まり、顔や足もしくは手にむくみとなって現れます。

冷え性が原因で考えられる頭痛として、頭を締め付けられるような痛みを伴い緊張性頭痛があります。冷え性で肩や首や背中の筋肉が緊張し、血流が悪くなると老廃物をうまく排出できなくなります。その老廃物が脳の周囲にある三叉神経を刺激するために起こると言われています。ただし、緊張性頭痛の全て冷え性が原因ではありませんので注意してください。

体が冷えると血管が収縮して血液の流れが滞りますが、滞りやすい場所がありそこに肩こりや首の張りの症状が現れます。肩には大きな筋肉があり、首には動脈が体の表面近くを通っているので、冷え性による影響を受けやすくコリや張りが現れます。

筋肉が緊張している＝筋肉が硬くなっている、ということです。歩くなど体の動作で生じる衝撃は本来柔軟性のある筋肉で吸収しますが、体が冷えて筋肉が緊張し硬くなっていると、衝撃を受け止めきれず膝の関節や腰に負担がかかります。この負担が痛みの原因となります。

体の中心部にあるお腹の冷え性で体全体の血管が収縮して血流が悪くなる、内臓機能が低下します。便を体の外に押し出すための大腸の蠕動運動の機能も弱まるため、便が運ばれず大腸に滞留して便秘になります。その間、大腸は便の水分を吸収するためさらに硬くなり出づらくなっていきます。毎日排便していた方が2日に1回の排便のペースになるだけでも便秘の症状と言えます。

異常は見られないのにお腹が痛み、1日に何回も軟便が出たり、下痢と便秘を繰り返したりするのが過敏性腸症候群です。はっきりとした原因は不明ですが、お腹の冷え性で腸管の血流が悪くなり、胃腸の機能が低下することが原因の一つと考えられています。また、精神的ストレスも原因とも考えられています。

一般に排尿の回数が1日8回以上になると頻尿と言われます。冷え性によって膀胱の筋肉が収縮すると尿意に対して過敏になり、少しの尿意でもトイレに行きたくなる症状を引き起こします。また尿意は自律神経でコントロールされているため、冷えて自律神経のバランスが乱れると頻尿になります。

骨の組織がスカスカな状態を骨粗鬆症と言います。原因の一つに冷え症があります。骨は新陳代謝を繰り返し毎日少しずつ生まれ変わっていますが、冷え性で血流が悪くなると骨の細胞に十分な栄養や酸素が届かなくなり、丈夫な骨を作ることができなくなっていきます。

冷え性で骨盤内の血流が悪くなると、経血を排出する力が弱くなります。何とか押し出そうと子宮が強く収縮するため生理痛が起きます。また冷え性で全身の血流が悪くなると生理周期をコントロールする女性ホルモンを分泌する指令がスムーズに出ず、生理不順が起きます。

きちんとした食生活をしていても、冷え性の方は血流が悪いために体内の様々な場所に栄養素が行き届かず、自己修復力が低下します。つまり身体を回復させる力が弱く疲れを取り切れない、常に体がだるいという状態になっています。そうゆう状態が続くと病気を引き起こす原因になることもあります。

一晩寝ても目の疲れが取れず、それに伴って起きる頭痛、肩こりなどの全身症状を眼精疲労と言います。パソコンや携帯電話の操作、細かい手作業を続ける際、ピントを合わせようと目は常に周辺の筋肉を駆使しています。そこに冷え性が重なると血流が悪くなり栄養が届かなくなって起こります。

関節リウマチは本来自分の体を守る役割の免疫が異常を起こす、自己免疫疾患と呼ばれる病気の一つです。現在は30歳代以降の約1%が罹患しているといわれ、女性に多い病気です。冷え性によって血流が悪くなると免疫機能が低下するため発症しやすくなることが考えられます。

動脈硬化とは血管が狭くなり、血管自体ももろくなった状態のことを言います。体内温度は38~40度が理想ですが、それ以下の状態では血液が冷え、流れが悪くなります。冷え続けると血液がドロドロになって血管の壁にコレステロールが沈着し、さらに血管を狭くして動脈硬化の原因を作ります。脳卒中や心筋梗塞や高血圧も血管に関係している病気なので冷え性の方は注意を要します。冷え性を改善することでこれらの病気の改善につながるとも言えます。

そもそも人の遺伝子は日々傷つけられていますが、免疫機能や傷ついた遺伝子を修復する物質が働いてがんが発症しないようにしてくれています。しかし冷え性の方は免疫機能も修復する物質の働きも低下するといわれており、傷ついた遺伝子からがんを発症させてしまったり増殖させてしまうことになります。

髪の毛や顔の皮膚は体の末端にあるものなので、冷え性で血流が悪くなると栄養や酸素が行き届かなくなり、老廃物がたまり新陳代謝が低下します。つまり健康な髪や皮膚を作る髪や皮膚の血液には栄養素や酸素が足りない状態になると、新しく生えてくる髪の毛が少なかったり、シミやしわや乾燥肌になってしまったりします。さらに顔の皮膚に関して、冷え性はリンパの流れを悪くし余分な水分を溜めて、むくみやたるみの原因にもなります。